“魔綺のエッセイ「金玉食堂・改」その11.12”
《注・このコーナーは時にHの刺激が強いので。心して読むように……。魔綺。》
10月26日。アニメ映画「Re: CYBORG」魔綺の思いで。
それは魔綺が、未成年の頃。実の所、魔綺は両足が悪かった、友人に、体中に穴が空いているヤツもいた。そいつは癌で、手術に手術を重ね、あっちこっちを切り取って、穴だらけだったのだった、
そいつのあだ名が“ジョー”で、魔綺は“ジェットリンク”だった。2人は無二の親友であった。
あのコミック「サイボーグ009」が大好きで、“ジョー!!”“ジェット!!”と呼び合って抱き合うのが、挨拶であった。……今はいない。他界してしまったのだ。
思い出すに、少年の頃に、現実の夢を夢で終わらすことは、決して馬鹿には出来ない。
暗〜いネタだけど。あの頃は、暗いながらも楽しかった。
話は変わって。我が家の床の間には、あの、石ノ森章太郎先生の色紙が飾ってある。
毎日拝んでいる。
魔綺が15才の頃もらった色紙で、“ジュン”の絵が描いてある。ああ少年の夢……。
「Re: CYBORG」は、映画ネタ満載で、面白い作品だった。“ジョー”に観せられなかったのが心残りである。秋の夜長。なんて事を思い出す魔綺なんだろう……。
「ああジョーの分まで、長生きしなきゃ!!」
こんな文章を発信している魔綺の行動。あの世から“ジョー”見てるかな!?
11月6日。「頑張る猫、ぱんちゃん。」
魔綺の“愛猫ぽるの”が風邪をひきました……。もう8日も餌を食べていません。今度は駄目押しで、猫用のミルクを買って来て、呑ませてみてます……。呑むだろうか……??
現状。2回獣医に診せています。現在の処方はオフロキサシン(飲み薬)。
呑ませてみても、すぐに吐いてしまう……。
猫とて、根性が無ければ、“ただの風邪”でも死ぬことはあるらしい……。
その所。“ぱん”の方は今年の春までの“命”と、宣告されたのに未だ生きている!!
その理由は、がしがしとまんねん餌をほおばるから。
「食欲があって、食う動物は決して死なない。」それは、獣医さんから聞かされた言葉。
『どうか大魔神さま!! 魔性たる生き物!! 私の“愛猫ぽるの”ちゃんを助けて下さい!! まだ魔界へは連れて行かないで下さい!!』
“ぽるの”は、コミック「バスタード」に出て来る“魔将軍”にちなんだ名前だ。だから、どうしても助けたい!!
大魔神に祈り、そう思う魔綺……。「がんばれ!! ぽるの!! 餌食え!!」
11月8日。「外は雨。つらい日もある。」
人間。歳を重ねると、病弱の心と身体がきしみ出す。
それは、たとえ友人であっても家族であっても解らない。
理由は、人も動物もその身体が、肉体的につながってはいないからだ。
つらくても、それは自分持ち。自分持ち。
“。
11月8日。「一時違いで、大違い。」
“病院”、“美容院”。“獣医”、“樹医”。“医者”、“石屋”。
11月12日。「は虫類並みに……。」
魔綺の愛猫ぽるの、風邪で食欲が無くなってから、2週間が過ぎる……。
獣医から、もらった薬を呑ませても、吐く日々が続いている。
ぽるのの背中を触ると、背骨に当たる。痩せたな……。
そこで魔綺は。は虫類並みに、強制飼料(無理矢理針無しの注射器で……、ミルクを口の中に流し込んでいる)を始めている。
吐くなよ、ぽるの!! 呑めよ!! 猫用牛乳!!
11月13日。「雨が降ると、損をした気分になる。」
天気の日だと、元気な気分になる。太陽をあおぐからだ。でも、雨の日は、下を向く。
雨を身体にかぶりたくなくて、つい下を向く。
……とぼとぼと傘をさして、歩きたくなる。
雨の日。天気の日。……人間は、天気に心を左右される生き物だ。
11月13日。「魔綺が風邪をひいた。」
しんどい。寒い……。魔綺は、風邪をひくとじたばたする。
その点。猫は偉い。しんどい時は、じっ、としている。
じっとして、眠るように横になっている。
動物は、無駄な体力や労力を使わないのだ。
11月21日。「ポテトチップスの悪商法。」
ひと袋に65グラム〜80グラムくらい……。ああ、少なすぎる……。
食べたら、すぐに無くなる……。
袋は空気がいつも充満していて、たくさん入っているように見える。
買い物籠はすぐにいっぱいになる。かさばる。しかし、食べるとすぐに無くなる。
“あっ!!!!”という間に、袋の中身はカラになる。
まるで“花火”と一緒だ。多ベごたえがない!!!! これは悪い商法である。
11月22日。「あっ!! 大変だっ!!!!」
吐く風邪。ぽるの風邪が愛猫ぱんに感染したっ!!!
ぱんは2回ほと吐いたっ!!!!
ぽるのが食べ残した残飯が勿体ないから、ぱんに食べさせたら、間もなく吐いた。
〜はー。
ごめんね、ぱんちゃん……。
11月24日。「黄色い絨毯。」
また今年もやって来ました!! 黄色く変色したイチョウの葉っぱでで来た。大きな黄色い絨毯。
「アスファルトの上が、まっ黄っ黄!!!!」
魔綺が、黄色い絨毯の上を自転車で通る。
“さくさくさくさく。”
11月24日。「飼い主の気持ち、ペット知らず。」
ベンガルがマンチカンになった(小さくなった)。
……それは飼い主の気持ち。愛猫ぽるのはミックス猫です。
目下病床の身のぽるのちゃん。食べ物に好き嫌いをする。……吐きもする。だから痩せるのだが……、
魔綺が色々な食事(猫缶)を買って来て給仕するものだから、ぽるのは、少し食べては、すぐに飽きる。
そして吐く。その繰り返し。
「ぽるのは何が食べられるのかなあ〜。」
……心配する魔綺。病猫なのだが、ぽるのは、まだしっかり生きてます。
ぽるのの食欲不振が始まって、早4週目。
次回の「金玉食堂・改」を、乞う御期待。
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