“魔綺のエッセイ「金玉食堂・改」その3”
《注・このコーナーは時にHの刺激が強いので。心して読むように……。魔綺。》
1月12日。「○○は……。」
「……風邪をひかない。」ということわざが、世間にはあるようだが、
、知恵足らずの介護士を現在中の魔綺は、ここでこう思う。
『「○○ほど、よく風邪をひく。」というのが正しい。』
午後2時頃……現在の体温、37度2分。
『利用者さんに罹患されたな……、とほほ、』
今日は祭日、休日。ちょい微熱。風邪ひき……寒気が辛い。
1月27日。「幸せは、あとになって思うもの。」
仕事が過酷。最近、突然なって……多すぎるのだ。
残業返上で、持って帰ってまでしている。……馬鹿馬鹿しい。
魔綺は、どうやら、酷い私設に就職してしまったようだ。
そういう時。ふっと思うこと。
『過去の、あのあの、あの頃は良かったなああ〜。』
中年魔綺の、今日この頃。
1月28日。「愛は与えるもの。恋は奪うもの。」
人が突然、意地悪な人に豹変することかある。
『あんなに親切だったのに……。』と、感じることがある。
きっとその人は、もともと魔綺のことを愛してはいなかったのだろう……。
恋心……。それも、きっとタチの悪い、恋心だったのに違い無い。
“魔綺よりはるかに、自分自身が愛しい……。”
愛は何よりも強いはずのものなのに。
魔綺は魔綺。過去も未来も変わらない。現実は変わらない。何も変わらないのに……。
1月31日。他愛の無い話のことを……。
世間では、世間話とか、内輪話とかという。
魔綺はつい、こう思う。
『石鹸(せけん)話……、団扇(うちわ)話……。』
2月2日。「その時その時を大切に……。」
魔綺が最近思うのは、学生時代。
楽しかったあの頃、あの時代。
もう、帰ってはこない。亡くなった人間も、あった事柄も、イベントも、サークルも。
そう考えると、あの頃は。この世のどんな宝石よりも価値が高いっ!!!
おお!!!「戻ってこい!!! あの頃っ!!!」
もう、途方も無い昔のことだ。
2月4日。「この寒空に、列車に飛び込むなや!!!!」
帰宅時間が、若干1時間も遅れた。……魔綺の乗った列車に人身事故が発生したからだ。
この事故……。『誰が悪いんだろう……??』そう考える魔綺……。
『やっぱり、こんな世の中を作ってしまった、総理大臣が一番悪いんだろうな……。』
だけども、その悪い悪い総理大臣をだれが責められるのだろう??
ソレを考えると、ますます鬱になる魔綺であった。
2月6日。バレンタインチョコが愛おしい。
ヘルパー魔綺。実は、11月のある日に、仕事が多過ぎて倒れてしまった。
そんなことがあってから、その後、私設からの追加のイジメに合い、仕事量は倍増している。
その後毎日、その日の仕事の残りを宿題として、家へもって帰って作業する。日々が続いている。
超不眠症魔綺……。
そんなものだから、魔綺は、私設の皆から、何か浮いてしまっているみたいだ。
そんな日のこと、ある人から、義理チョコをもらった。
信じられない!! うそのようだ!!
そーゆー中。なぜかバレンタインチョコが愛おしい。
2月9日。模擬的SM……。
食事をするとき、あるメニューがSM的食卓となる。
白シチューは白クリーム(男の精子)。赤いシチュー、ハッシュドビーフは赤クリーム(女の経血)。カレーはうんこ。
……想像し過ぎかなー????
2月14日。
世間には、確かこんな言葉があった。
「夫のバレンタインデーのチョコレート。いつの間にやら妻の腹の中……。」
そんなことなんてどうだってよいんだけれども……、
魔綺。働き場所たる施設から、総動員のイジメに絶えかね、結果、施設を辞めました。
『……ああ〜。やっと楽になった。しばらくは失業保険で食べよう。』
2月15日「冬手袋のためらい。」
食事をするべく、大型スーパーマーケットの食堂へ行った。
すると、4人がけのテーブルの上に、黒い男物の手袋が、1対……乗っていた。
魔綺は思った。
『この席には座るまい。』
時間はお昼。客足はどんどん増えつつある。
すると、そこだけぽつんと、黒手袋のテーブルが、取り残されていた。
魔綺は、また思った。
『欧米の席だったのなら、この黒手袋……盗難にあっていたことだろう……。
ついでに、席までとられていただろう。』
……日本は、平和ボケ。平和ボケ。ほほ。
次回の「金玉食堂・改」を、乞う御期待。
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