“魔綺のエッセイ「金玉食堂・改」その5”
《注・このコーナーは時にHの刺激が強いので。心して読むように……。魔綺。》



 3月10日。魔綺初心帰る。
 魔綺はヘアーリキッドを使う人である。銘柄は、カネボウの“バルカン”……(だった。)

 若干十日前(アメリカ日時・2015年2月28日)……バルカン星人のスボックが、亡くなってバルカン星へ帰ってしまった。
 魔綺、寂しい……。
 バルカン星人のスポックは、魔綺にとって、かけがえの無い人であった……。

 でも。悲しんでばかりもいられない。

 ……だから、魔綺は、若かった頃の初心に帰って、カネボウの“エロイカ”を使うことにした。

 ちなみに魔綺は、当初から、
“エロイカ”。“マンダム”。“バルカン”と、魔綺のヘアーリキッド遍歴は変わって来た。
 だから、初心は“エロイカ”なのだ!

“エロイカ”……、その言葉の意味は、フランスの英雄“ナポレオン・ボナパルト”!!!!
魔綺は今、ナポレオン気分なのだ。

“ナポレオン・ボナパルト”。今後の魔綺に、どんな未来が待っているのだろう。




 3月28日。「人体生理と太陽年齢の相関関係。」
 ……55歳の頃、人体は赤色巨星の最高値を迎える。そして60歳は変光星。65歳を過ぎると、白色矮星へと進んで行く。

 人間の生理と、太陽の晩年の仕組みはよく似ている。
 人体の、太りと痩せとの関係のことであった。壮大いー。




 3月28日。やっと、1月、2月のノルマを果たしたー!!!! けー!!!!
ヘルパー魔綺は、施設を辞めてから。やっと自由な時間が出来た。施設……急がし過ぎたのよね。

 魔綺は、おたくである。コレクターである。SFフェチである。
 ゆえに、ちょっちい自分のワークがご無沙汰だったのよねー。

 やっと最近になって、自由の身になって、趣味のワーク……2月分までに追いづいた。

 ヘルパーなんて仕事はするものじゃない……魔綺の経験上。自分の時間がゲキドに無くなる……。
 それはもう、泣きたいくらいである。

「こんど就職をする時は、もっと、時間的に余裕のある、職場を探そう。」

 ヘルパーを目指す、まだ見ぬ職場を知らぬ諸君っ!!!!
「ヘルパーは、過酷過ぎるっ(施設によるのかなあ〜)!!!! 自分の時間が無くなるっ!!!! それも24時間体制で!!!!」

これは警告っ!!!! 職業は、ゆめゆめ過信するなかれ。
(注・「金玉食堂・改」だけはどうにか出来たけど……。)  




 3月30日。“うーぱーるーぱーの姿あげ”
 テレビで観た!!!!
 魔綺の記憶が正しければ、確か大阪に、ウーパールーパーの姿あげを食べさせる店があるという。
 それも、水槽の中で泳いでいる、ウーパールーパーを、客の眼のあたりにしながらの給仕である。

「可愛い。かわいそー。美味しい。」の、世界であろう!!!!

 かつて、魔綺んちで飼育していたことのある、情がうつったあの、ウーパールーパーである。
 嬉しくなると、滅茶苦茶に踊り出す、あの可愛い面白いウーパールーパーである。

それはそれは、複雑な気持ちにさせる、デンジャラスな番組であった。あ゛〜。 




 4月2日。なんでこんな夢みたの?!……悪夢?!
 朝起きしなに、あの料理の天才・読売テレビの「MOCO'Sキッチン」のもこちゃん(速水もこみち・男)に、おひめさまだっこされる夢を見た。
「逃がさないよ。」なんて言われてー!!!! おえっ。
 でも、心地良かった……。ひえっ。




 4月2日。「断腸の思い。」
 中国の故事のことばで、「悲しくてたまらないこと。」を、言う。

 生き物は、余りに悲しいと腸がズタポロになるものなのだろうか?
 そう言えば、浮き世では。余りに辛い事に直面すると、
 血の汗を流すとか、血の涙を流すとかの言葉もある。

 この中国の故事の言葉も、余りに悲しいと腸がズタポロになる。
 という現実からきている言葉であると言う。

「断腸の思い。」本当に、心がよじれるような言葉である。




 4月2日。猿の脳味噌。
 中国人は、生きた猿の脳味噌を珍味として頂く、という。
 北京ダックという、人工的に肥満化させたアヒルの肝臓を取り出して、フォアグラと称して食べるくらいであるから、猿の脳味噌を食べる事など、なんとも思っていないのかもしれない。

 食べられる猿は、あまりの怖さ故に、キーキー言って泣くだろうが、そいつの頭を殴って失神させて静かになった所を、ナイフて頭の皮をちょん切り、その頭骸骨を金槌で割って、その脳味噌をスプーンでかいて食べるという。

 何と恐ろしいことだろう……。


 ちなみに。アメリカ人は、イルカやクジラを食べる事を嫌がるようだが、
 猿をナマ食することをどう思っていることだろう??

 日本人は、魚をナマで食う。昔は、クジラも食べていたそうであるが……。
 日本人は、昔は、牛を食べる習慣が無かったようである。

 医食同源という言葉もある。
 身体の悪い所と同じものを食べると薬になるという意味だが……、

 ソレも含めて人間は、結果的には、人種が変われば何でも食うものだ。




 4月11日。きつっい仕事ほどロイヤリティが高いのか??
 現在。職活中の魔綺。
 答えは否っ!!!!

 きついばかりで、滅茶安っすい仕事もいっぱいあるっ!!!!
 きついばかりの仕事は、危険だったり、資格が稀少だったりする。

 心を病む仕事もあるっ!!!!

 現実は辛い。辛いのだ……。




 4月27日。どっこい生きてるぱんちゃん。
 ぱんちゃんは魔綺が飼う愛猫である。
 医師の診断では「酷い腎不全がゆえに、春までの命……、」だったはずである。

 食欲モリモリ。体重太め。よく寝るよく走る。
 死相の死の字も無い……、しかしよく吐く……ほとんど毎日吐く。ゲーっ!!!!

 うちのぱんちゃんは、猫又の素質があるのかも知れない。


次回の「金玉食堂・改」を、乞う御期待。



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